!注意!



※なんとも頭の悪い感じのエロです。にょたエロです。
※まあぶっちゃげぬるいんですけど、やることはやってるのでR18でお願いします。18歳未満の方はご遠慮ください。

大丈夫な大人のお姉さまはそのままスクロール




















もしも、陣内家のほかの人たちがいれば。
もしも、健二がその数式を解かなければ。
もしも、佳主馬が一度席を立って、咽を潤しに行かなければ。あるいは、そのまま戻ってこなければ。

そのうちのひとつでも成り立っていたら、多分今のこの状態は起こらなかった。



***










「あぁっ、あ、ア――ッ!」


ずぶずぶと自分の中にある空洞を埋めていく熱いものに健二は目を見開いて、仰け反った。

は、は、は、と乱れる呼吸を整えようと、意識せずとも口から洩れる嬌声の間で浅い呼吸を繰り返す。
「ふ、ぁ…っ、かずまく、おっき、」
「…あっ」
「ンッ!」
無意識に子宮の上をさすると、それが刺激になったのか胎内で佳主馬がびくんと震えた。
厚みのある男の身体、とセックスをする初めてのことで、そしてそれが密かに焦がれていた年下の青年であることに、かすかに残った理性の欠片が己を罵る。すべてが終わってしまうよ。今まで築き上げた友情も絆も家族もすべて失って、ああでももう遅い。健二は唇を戦慄かせた。歪んだそれは、笑みの形になったのだろうか、それとも。
「ごめ、ごめんね、かずまくん」
「け、けんじさ、…うぁっ」
「ぁん! は、ぁ、ごめん、ごめんなさ、んア!」
飲み込んだ熱が健二の胎内を犯す。ちがう、犯しているのは、自分のほうだ。
思考を全部放り投げて、身体が欲するままに健二は腰を揺らす。ちかちか、眼球の裏側に解いたばかりの数式が舞う。踊る。床に散らばった紙の白さが目に焼きつく。
「あ、あ、あ、…っもちい…!」
今まで指で満足していたことが嘘のよう。圧倒された心地で、膣壁が喜びながらそれをしゃぶる。太ももがくん、と張り詰め佳主馬の腰に絡まる。
「ちょ、ん、けんじ、…っ」
「ああん!」
勃起したそれが質量を増す。歪んだ切れ長の瞳、奥歯を噛み締めた佳主馬が、耐え切れずに健二の子宮を突いた。きゅうと引き締まる花びらから湧き出た愛液が、佳主馬の熱を伝って濃い茂みを汚した。佳主馬を招いたときからすでに十分なほどに潤っていた膣内は、今日何度目かの絶頂を予期して期待にどんどん雫を流す。
「ゃ、あっ、ぁあ、かずま、かずまく」
「う、あ…っけん、じさん…ッ」
ぐちゃぐちゃと濡れた音が絶え間なく繋がった箇所から奏でられる。一度動いてしまえば制御など利かず、揺らして、突いて、擦って、抉って、牡としての本能のままに健二を貪った。熱い胎内と、濡れる音。額に浮いた汗が頭皮を伝った。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい!
噛み締めていたはずの唇から、熱い吐息が漏れる。熱く潤んだ切れ長の瞳で華奢な腰を掴んで結合した部分を見れば、ぱくりとひらいた花弁が佳主馬を銜え込んでぴくぴくとしているのが分かり、その卑猥さにまた、熱がどくりと大きくなって健二が鳴いた。
「ヒ、ん!」
ぽろぽろと涙を流しながら健二がかぶりを振った。揺れる腰は止まらない。小さな唇からのぞく赤い舌、白い歯。あれほど焦がれた人が、自分の上で快感にむせび泣いているのが夢のようで、佳主馬はああその涙を舐めたいと思いながら、代わりに自身の下唇をぺろりと舐めた。
本当はもっと、他に考えなければいけないことがあるはずなのに思い出せない。思いだすことを放棄している。
「ア、あっあっ、あ、は、ぁあん…っ!」
「あっ、け、けんじさ、ぁっ」
極上の快楽に注挿のスピードがどんどん増していく。湿った汗にTシャツが健二の肌に吸い付いていた。


「んぁあ…っ、あ、あ、あっ…アァァ!」
「く、っあ…!」


びくびくと膣の蠕動が早くなり、花弁の締め付けがこれ以上ないほどきつくなる。健二が一際高い嬌声を上げて達するのと同時、佳主馬の熱が弾けた。






***







「健二さん」

静かな声で呼ばれて、びくりと健二は大仰に震えた。身体を離して、呼吸を整えてるうちに理性が戻ってきて、いますぐ死んでしまいたいと健二は唇を噛んだ。どうしてこんなことをしてしまったんだと自分を責めるよりも、目の前の彼が怖かった。ただ俯いて、だからといって無言でいることもできずに、ぼそぼそと呟く。
「…ご、ごめんね、佳主馬くん。本当に、ごめん、なさ…っ」
自分のしたことは、まぎれもなくレイプだ。
ぽたり、と白い太ももに涙が落ちた。ぎょっとする佳主馬に気づかないまま、ごめんなさいと繰り返す。指先までが冷え切って、咽の奥がつまった。
「、別に、責めてない、けど」
「…え」
佳主馬らしくもない歯切れの悪さに、思わず健二は顔を上げる。複雑そうに健二を見つめる瞳は、予想したような軽蔑の光など放ってはいなかった。
「な、んで…?」
「好きなひととして、嫌なわけないでしょ」
「……………え」
「告白、してるんだけど」
「ええええええええ?!」
もうちょっとシチュエーションを考えて告白しようと思っていたのに、と佳主馬は肩を落とす。
今の自分といえば、饐えた独特のにおいがまだ消えない納戸で、ファスナーこそ上げたもののあきらかに事後とわかる格好だ。
「ああああ、あの、かずま、くん!」
「なに」
「ぼ、僕も、その、佳主馬くんが、好きです!」
「…ほんと?」
ぽかん、と口を開けて聞き返す佳主馬に、こくこくと顔を真っ赤にして健二は頷く。
ほっとした佳主馬は、照れくさそうに笑った。
「そっか。それならよかった。初めてだったから、責任とってもらおうと思ったんだ」
それは本来女がいうはずの台詞だ。
「初めて……、僕も、初めてだよ」
「うそ」
「嘘じゃないよ」
「だって慣れてる感じがした」
一般論かもしれないが、男とは違って女が快楽を得るにはそれなりに回数が必要だと聞く。痛さはまるで感じていないようだったし、――何より、処女の証である血が、でなかった。
「ッ、それは」
「いいよ、言わなくて」
ぐっと息を飲む健二を、嫉妬しているのを隠そうと佳主馬は首を振る。彼が勘違いしていることを悟り、健二は佳主馬の腕を掴んだ。
「違うってば! じ、自分でしてたの!」
「…は、―――え?」
何でこんなことを告白しなければいけないのかと内心で悶絶しながら、羞恥に頬を染めながら健二はきっと佳主馬を睨みつける。
「や、やり応えのある数式とか解くと、そ、その、興奮、しちゃって…っ。それであの、自分で、」
「処女膜破ったの」
「しょ……っ!」
言葉にならずにぱくぱくと口を動かす健二を見て、納得のいった佳主馬は安堵のため息をつく。
「じゃあ本当に俺が初めてなんだ」
「そうだよ…!」
「よかった」
俺以外に健二さんを抱いた男がいるならこれから殺しにいこうかと思ってた、と笑顔でとんでもないことを言った青年は、嬉しそうに顔を寄せてくる。
(わ…っ)
ぎゅう、と目を瞑ると、柔らかな弾力を唇に感じた。すぐに離れていったそれに、目を開いた瞬間腕の中に抱き込まれる。
おずおずと広い背中に腕を回して顔をうずめる。じんわりと汗をかいた、佳主馬の匂いだ。もぞりと腰を動かした健二は、次の瞬間あえかな声を洩らした。
「ぁ、ん…」
「っ、けんじさん?」
「…あ、」
下肢に感じる違和感に、視線を下ろすとすぐにその理由が分かり、健二は思わず口元を押さえた。
とろり、と佳主馬が健二の中に放ったものが零れて、床に伝っていた。
健二の視線を辿ってそれに目をやった佳主馬は、下着をつけていないままだった健二の下肢の姿に再び自身が熱を持ち始めるのを感じた。
「健二さん、風呂に行こう」
「お風呂…?」
「うん。中、綺麗にしないと」
言うなり自分のタンクトップを脱ぎ、驚く健二を抱き上げる。
「ひゃ!え、ちょ、佳主馬くん?!」
脱いだばかりの服で健二の腹部を覆ってやり、彼は足早に風呂へと向かう。
脱衣所につくと健二をおろして扉を閉めた。
「大丈夫、皆どうせ帰ってくるのは遅いし」
「う、うん、でもあの、なんで佳主馬くんも脱いでるの?」
「俺も入るから」
「い、いいよ!一人で入るよ!」
「駄目。ほら、早くしないと脱がすよ。それとも服着たまま入りたいなら、それでもいいけど」
「ぬ、脱ぐ!脱ぎます!だから離して!」
ばたばたとしながらTシャツを脱ぐ健二を佳主馬は満足そうに見てから壁にかかっている時計を見る。女性陣の買い物が、何だかんだで伸びることはよく知っている。



(あと3時間は大丈夫かな。…ああ、そうだ。納戸もどうにかしないと)





恥ずかしさのあまり半泣き状態の(さっきはあんなにいやらしく佳主馬の上に乗っかったくせに!)健二を風呂に連れ込んだ瞬間には、納戸に残った情事の後を片付けることなどすっかり佳主馬の頭からは消し飛んでしまった。